クリスマスの思い出学生時代にやった数あるアルバイトの中で、塾の講師の時の話。春くらいに開講、夏休みの集中講義とかやったっけ。 冬になり、クリスマスの頃教え子たちから、僕の下宿へ来てクリスマスパーティーをやろうということになった。 総勢10人くらいが、となりのとなりの町から電車でやってくることになった。 当時のガールフレンドに協力を願い、快く引き受けてくれた。 ケーキを買ってきたり、食事の用意もできた。 約束の時間になって駅に迎えに行く、小学生4・5・6年生10人が降りてきた。 皆それぞれに交換用のプレゼントも用意して。 向かう道々、何のゲームをして遊ぼうかとか、なんかにぎにぎしく歩いて行ったっけ。 下宿と言っても、大家さんの目の前プレハブの仮設住宅みたいな感じだ。 台所8畳と、和室4畳半。そこにまったく知らない同士の学生が、知人の紹介で2人で住んでいた。彼は実家に帰っていた。 はたしてパーティーは始まる、おいしく食事を頂き、その後でトランプで遊んだりお絵かきもしたりした。 楽しい時間はあという間に過ぎる。 プレゼント交換、数字を書いた紙を各自袋から取り出す。 僕の番だ、引いた。 よくみると、僕のプレゼントが自分に来てしまった。 皆、大笑いした。 で、結局プレゼントは全部、僕にあげようと言い出されて、なにか断るのも皆の 善意に悪く結局もらってしまったっけ。 もう、みんないいお父さんお母さんになってるんだねー。 |